練習量が多いと、やっぱりスパイクに『穴』が開いてしまいます。
穴あき防止のために既にP革を付けていたとしても、気づいたらそのP革にも穴が開いてさらにスパイク本体にも穴が開いてる…なんて珍しいことではありません。
開いてしまったものは塞ぐしかない。さてどうするか?
すっかり開いてしまった大きめの穴はもう『P革』を被せてしまうしかないけれど、小さ目の内部まで貫通していない穴の場合は『コーティングレジン』での補強も可能です。
今日はこの『コーティングレジン』をの使い方をご案内します。
コーティングレジン
¥550(税込)
さあ、レジンを塗ってみよう!!
①このスパイクを修理します。
修理箇所は分かりにくいですが…
②先の方を拡大するとこんな具合にかすかに穴が開きかかってます。
③まずは濡れた布でふいて修理箇所を細部まで把握。
④きれいに拭いて乾いたら、紙やすりを使って穴の周辺をちょっと広めに『ザラザラ』させます。
⑤『コーティングレジン』を塗る範囲を決めテープでマスキングします。
⑥レジンを塗っていきます。
適量をチューブから出します。
⑦こんな感じ。
⑧修理箇所を重点的にほかの部分も滑らかになるように伸ばしてゆきます。この際、④のヤスリ掛けが不十分だとレジンが付きにくいです。
⑨穴の辺りは厚めに塗ります。
⑩マスキング周辺もきっちりと塗りましょう!!
⑪裏のヘリの部分までしっかり『包む』ような感じで塗っていきましょう!!
⑫塗る作業が終わったら、乾燥しないうちにマスキングを外します。乾燥後だと取れなくなることも…注意。
⑬1度目の塗り作業が終了。まだデコボコしてますが、これを3回繰り返します。
⑭一晩ほど、陰干しし、様子を見ます(環境によって乾き具合が異なりますので…)
⑮2度目のレジンを塗ります。二度目は穴の開きかかった部分を覚えておいてその辺りを集中的に塗り重ねます。
⑯裏にも1度目よりたっぷり塗ります。
⑰2度目のレジン直後。
直後は多少、デコボコしていますが…
⑱また一晩おくとなじんで滑らかになってきます。
⑲この作業をもう1回繰り返して完成です!!
塗ったり、乾かしたり…の繰り返しで結構、時間と手間がかかりますが、根気よく挑戦してみましょう!!